制御情報工学科
(教育目的)コンピュータを応用したシステムの設計・製造・運用の分野において、自ら考え行動できる実践的な技術者を養成することを目的としています。
(概要)現代社会において、コンピュータは、各種機械システムを自動化・知能化する手段として、また多量の情報を高速に処理する手段として様々な分野で活用されています。
制御情報工学科は、コンピュータ技術を応用してロボットの協調制御や各種メカトロニクスシステムの設計・製作・運用、データベースを用いた情報システムの構築、高度情報化社会に対応した生産システムの開発などの分野で活躍できる技術者を養成しています。
カリキュラムは情報工学を重視し、機械工学と電気・電子工学の関係分野を含んで体系的に編成されています。
低学年からC/C++を主体としたコンピュータ言語演習とコンピュータ制御のロボット製作実習によりソフトウェアとハードウェアの設計・製作を体験します。高学年 になると、各実験室において、制御・機械・メカトロニクスに関する実験、コンピュータを活用したシミュレーションやデータ処理などの演習を少人数で体験的に学習します。4年次にはコンピュータ制御されるシステムを学生達自らの力で企画・設計・製作する創造的モノ造りの演習を行います。
5年次に行う卒業研究は5年間の学習の集大成であり、教員の個別指導のもとに特定の研究テーマについて調査・設計・製作・実験・解析・考察した結果を報告書にまとめて発表します。技術的な問題を発見し、解決する力を養う絶好の機会です。
本学科は、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験ならびにディジタル技術検定試験による資格の取得を奨励しています。