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2.地震行動マニュアル

⑴ 寮監又は宿直教員等の行動
① 先ず自己の安全を確保し、主要動が収まった後にグランドに避難する。 その際、宿直指導日誌、寮生名簿、宿直者用携帯電話、非常持出袋(中には点呼用紙、筆記用具、メモ用紙、夜間照明用コインが入っている)、報告済み点呼用紙(20点呼以降の場合)を携行する。 また途中、寮生の避難を確認し、寮生の安全確保に努める。
② グランドに避難したらまず寮生会役員を招集して学寮対策本部を組織し、各棟・各階ごとに点呼を取らせる。 また、必要に応じて寮生の防災隊員を指揮し、不明者の捜索、負傷者等に対する応急処置、及び二次災害の防止等に努める。 壊れかけた建物や切れた電線には近づかないように指示する。
③ 震災後は地域住民も避難してくるので、助け合うよう寮生に指示する。
 注1)夜間照明のコイン回収箱の鍵は、寮監室の非常持出袋の中にある。
 注2)雨天等の場合でも、建物の安全性が確認されない限り、原則として校舎の中には学生を入れない。
④ 保護者の迎えのあった学生、もしくは保護者から連絡のあった学生から、帰宅を認める。
⑵ 寮生の行動
① 先ず机の下など安全な場所に一時身を寄せ、主要動が収まった後、夜間であれば懐中電灯を携帯するなどして、周辺の状況に注意しながら、避難経路もしくは通行可能な経路を経て、グランドに避難する。
② 避難する際には、火災に関する安全対策(コンセントからプラグを抜くなど)を可能な限り講じて避難する。 また負傷者がいる場合は、階員が協力して救助に当たる。
③ グランドに集合した後は、各棟・各階ごとに整列し、速やかに点呼を取り、不明者や負傷者、その他の異常の確認に努める。 点呼結果は即刻本部に報告する。
④ 避難後、寮生は本部の指示に従い行動する。 デマに惑わされず、落ち着いて指示を待つ。
なお、地震発生時の寮生と保護者間の安否確認に資するため、「災害用伝言ダイヤルサービス“171”(災害時の安否確認システム)」を全寮生及び保護者に周知徹底する。