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3.火災時における避難要領

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⑴ 火災発生・発見
① 火災が発生すると自動火災報知機が鳴るので、大至急自室周辺の確認をする。
② 出火に気付いた者は、119番に通報しまず周囲の部屋のドアをたたき、大声で火災発生の事実と場所を知らせ、直ちに寮務係055-926-5736、夜間は宿直室055-926-5738(南寮)か055-926-5739(北寮)に連絡する。
⑵ 初期消火
自分の背丈以内の災であれば、各棟備え付けの消火器で消火することができるので、共同して初期消火に努める。
消火器を使う時は、あわてずに足元から火元に向けて噴射する。
⑶ 避難方法
① 初期消火が不可能で危険と判断した場合は、速やかに異変を知らせ合い、取り残される者がいないように注意して、各自ですいている避難口から混乱を生じないように分散して屋外に脱出する。
⒜ あわてないためにも、普段から脱出経路の確認をしておく。
⒝ 夜間は暗いため、各棟備え付けの懐中電灯を使用する。
⒞ やむを得ない場合以外は、屋外の地上に避難する。
⒟ 階上の者は、火勢によって階段を利用する事が困難な場合は、非常はしご等の避難器具を利用する。
⒠ 避難器具がない場合、布団を地上に投げクッションとし、シーツをつなげロープ状にして脱出する。
⒡ 煙にまかれた時は、濡れタオルを口に当てて姿勢を低くして脱出する。
② 身支度
⒜ 必ず着衣して避難する。
火中から脱出する場合は、身体を保護するために、着衣した方がよい。
⒝ 必ず靴を履く。
緊急の場合、スリッパでも履いて脱出する。
⒞ 毛布・タオル・バスタオル等を常に用意しておく。
火の回りが早い場合は、火災の中をくぐり抜け脱出することも考えられるので、不燃性の毛布・コート・バスタオル等をかぶって逃げる。
⑷ 避難後の集合と人員点呼
各寮から屋外に避難したら、校庭に集合し、速やかに階長が人員点呼を行い、棟長に報告し、棟長は寮長(又は副寮長)に報告し、棟内に残された者がいないかどうか確認する。このため、各階長は常に寮生名簿を用意しておく。また棟長は、人員点呼をして行方不明者がいたときは、直ちに捜索班をだす必要があるが、寮務主事・寮監(又は代行)・宿直教員の指示に従う。
集合後は、すべて寮務主事・寮監(又は代行)・宿直教員の指示に従って、安全かつ適切な行動をとる。