カリキュラム・ポリシー
ディプロマ・ポリシーに沿って、以下のカリキュラムを編成する。
A 技術と自然や社会との関わりや技術が関わる社会問題に関する具体的事例について、技術者の社会的責任を工学倫理の原則に基づき説明できる能力を身につけるため、1~3年次に人文・社会科学(社会)に関する科目で国立高等専門学校モデルコアカリキュラムの規定する到達レベル(以下「Level」という。)Level 2(理解レベル)までを、4・5年次にLevel 3(適用レベル)までを身につける。
B 環境エネルギー工学、新機能材料工学、医療福祉機器開発工学等の複合・融合領域に関する課題に数学、自然科学及び情報技術の知識を適用できる能力を身につけるため、1~3年次に数学及び自然科学(物理・化学)に関する科目でLevel 2(理解レベル)までを、4・5年次にLevel 3(適用レベル)までを身につける。
C 機械工学、電気電子工学、情報工学、応用化学、生物工学のうち、いずれかの専門知識を理解できる能力を身につけるため、5年間で専門科目82単位以上を履修する。また、工学的課題を解決するために必要な情報やデータをハードウェア、ソフトウェアにより収集し、整理できる能力を身につけるため、5年次に卒業研究を履修する。
D 自己の学習・研究活動の経過を、専門用語を正しく用いて、報告できる能力を身につけるため、4・5年次に人文・社会科学(国語)に関する科目でLevel 3(適用レベル)までを身につけ、5年次に卒 業研究を履修する。また、自己の研究等に関する英語の記述や論文を7割程度理解でき、自己の研究成果等の概要を英語でわかりやすくまとめることができる能力を身につけるため、1~3年次に人文・社会科学(英語)に関する科目でLevel 2(理解レベル)までを、4・5年次に工業英語に関する科目でLevel 3(適用レベル)までを身につける。
E 工学技術に関する具体的課題にチームで取り組む際、チームでの自分の役割を把握して行動し、活動の進捗状況をメンバーに報告できる能力を身につけるため、1~5年次に卒業研究を除く実験・実習・演習に関する科目16単位以上を履修する。また、自己の研究に関連する文献を講読できる能力を身につけるため、5年次に卒業研究を履修する。